天界に近いと感じざるを得ない話

カテドラル大聖堂に行ってきた。


モンテヴェルディ
聖母マリアの夕べの祈り』


古楽の演奏を聴くのは始めてで、
民族的っつぅか、郷土的っつぅか、
しっかりと地に座しているような、
祈りを捧げるも絶対的でないような、
そんな感覚。
これはこれですんごく綺麗だった。
芯がしっかりしていて、とか。


演奏する側の人達は心から古楽器好きみたいで、
初っ端から指揮棒の代わりにコルネット持ってたし、
ソリストもトコトコ歩いてってフルート吹いてたし、
見てて飽きなかった、次誰が動くねん、って。


さすが大聖堂と言うべきなのか、
残響が残る残る、音拾ってもいたけど、消えない。
御陰様で、各々がメリスマするとグヮングヮン。
判んねぇ‥が‥お‥音の波が押し寄せてくる‥。
音圧に押し潰されそうやった。
あと、
空から声が降ってくるって感覚を体験。
なるほど、これは天の存在を認めたくなる。