ココロ、溢れる

やはり演出がいるのといないのでは違いますよ。
しばらく体調崩されていて、なかなかよろしくなく、
ここどうしたらいいんだろう‥ってのを解消出来ず、
ポツンと路頭に置き去り、みたいな思いだったのが、
矢張役者の出すものに、最終的指示を出すのは演出で、
信じていれば良いものになる。信じられる。
あんま変わってるように見えてなかったら申し訳ないが‥。



稽古後に、いざ武蔵境へ降り立ち、国際基督教大学へ。
入口で降りたのが間違いだった‥キャンパス広っ!!!
どこまでも続く道をただひたすらと歩き、目的地。
(場所確認してなかったので学生さんに聞きました、ビバ)


創作集団パンチネロ 公演ヒューマン・ラテ
想像してたのは、音楽が流れて、それに合わせて踊るもの、
ま確かにそうだった、だけど‥なんだこの迫り来る感覚!?
人間のドロドロしたもの、欲望、涸渇した心、渇望。
対象への執着、満たされることのない心、静寂。
抜きん出た存在、憧れ、妬み、隔離、絶望。
希望、光、対話、暖かさ、優しさ、許容、和。
根底にあるもの、なくならない思い、負ける心。
そういうもの全部が集約されてました、いやそれ以上が。
見終わったらもう、おなかいっぱいですよ‥まいりました。
体のみで表現するだけあって、指まで全神経行き渡ってる。
集中力、伝えるんだって気迫、表現する喜び、ビリビリ来ました。
おつかれさまでした、教えてくれて、
ありがとう。