ディグダグディグ

おなかの真ん中にぽっかり空いてる穴。
ここにはいったい何が隠されてるのか。
失業気味の発掘屋が挑む。
様子を伺うと、どうも奥にあるらしい。
これはベテランの腕が唸る。
順調に進むと思いきや、水路を傷付ける。
道は塞がれてしまった。
それでも仕事さ、職人魂に火がついた。
計算しつくされた手並みでどんどん奥へ。
そうしていたら、
雨が降った。
堅かった岩盤は崩れ、ついに対面のとき。
これは大きい、大きいこれは。
5mm×5mm×3mmの原石を獲得。
そして、平穏が訪れた。